アース製薬創業者『木村秀蔵翁伝記』 第1回ブログ版

 第1回

 
 数年前、まだ母末子が健在な時、古い書類や資料をもらったその中に「木村秀蔵翁伝記」と書いた百五十頁ほどの手書きの分厚い原稿のコピーがあった。
 
 原稿用紙に万年筆で書いたもののコピーで、年月を経ているので黄色く変色している部分もあった。一度目を通して本棚に入れたままであったが、それが今回木村家の系図を作成しようと思い立ち再び本棚よりこの本を見付け出し、再読するも肝心の著者の名前がなく、原稿を書いた年月日も定かでなかった。
 
 内容から推察するに著者は東京の婦人雑誌の記者ではないかと思われる。
この木村秀蔵伝記は、2023年3月17日からアマゾンから書籍とキンドル版でも読めます。今後はそちらでご覧ください
 
 
【編集後記】 
 神戸市在住の嶋谷徹氏の母方の祖父は、木村製薬創業者木村秀蔵氏。

 嶋谷氏との出会いは、 2016年私が書いた「瀬戸内坂越から北前船がもたらしたもの」が縁で、嶋谷氏から著書『嶋谷海運業史』を頂いたことに始まる。

 明治初期、岩国から小樽まで活躍し、小樽にのこされている嶋谷社長等の旧跡等をブログで紹介した。

 これが縁で嶋谷氏から『木村秀蔵翁伝記』のA4コピーとCD-ROMを頂いた。それは、従兄弟の木村碩志氏と伝記を掘り起こし編纂されたものだった。

 坂越で切り拓いた木村秀蔵翁を紹介しながら、坂越の歴史もひも解きたいと思い新たにブログを開設しました。

 

 ブログに投稿する前に、アース製薬東京本社を家内と2人で訪ねお話を伺い、写真 等の資料の提供をお願いした。


f:id:sakoshi-kitamaebune:20200709033119j:image
 2020年7月8日 アース製薬東京本社で
 
   (企画構成 東京都在住 矢竹 考司)