第1回
はじめに (木村碩志)
数年前、まだ母末子が健在な時、古い書類や資料をもらったその中に「木村秀蔵翁伝記」と書いた百五十頁ほどの手書きの分厚い原稿のコピーがあった。
原稿用紙に万年筆で書いたもののコピーで、年月を経ているので黄色く変色している部分もあった。一度目を通して本棚に入れたままであったが、それが今回木村家の系図を作成しようと思い立ち再び本棚よりこの本を見付け出し、再読するも肝心の著者の名前がなく、原稿を書いた年月日も定かでなかった。
内容から推察するに著者は東京の婦人雑誌の記者ではないかと思われる。
この木村秀蔵伝記は、2023年3月17日からアマゾンから書籍とキンドル版でも読めます。今後はそちらでご覧ください
【編集後記】
神戸市在住の嶋谷徹氏の母方の祖父は、木村製薬創業者木村秀蔵氏。
(企画構成 東京都在住 矢竹 考司)